地下10階 ホール - I
ヴィクセン:
おまえがリクか。
リク:
誰だ。
アンセムの仲間か?
ヴィクセン:
半分だけ正しい。
おまえの知るアンセムとは違うとだけ言っておこう。
アンセムであってもアンセムではない存在――すなわち「誰でもない者」。
リク:
誰でもない、だと?
ふん、なぞなぞは苦手なんだ。
はっきり言えよ。
ヴィクセン:
光と闇のどちらにも属さずたそがれを歩む者。
私も、それに――
リク驚く
ヴィクセン:
くくく…気づいたか?
そうだ、光と闇のはざまにいる今のおまえに、そっくりだろう。
私たちは似たもの同士なのだよ。
リク:
…かもな。
だったらどうした。
「仲間になれ」なんて言う気か?
あんたの言う通り、俺の中には闇の力が残ってる。
でも、闇は俺の敵だ!
闇のにおいをプンプンさせてるあんたもな。
ヴィクセン:
ほほう、やる気かね。
よかろう!
相手をしてやろう。
地下10階 ホール - II
ヴィクセン:
くくく…。
戦ってみて、よくわかった。
おまえに秘められた闇の力はとほうもなく強大だな。
わざと怒らせたかいがあったぞ。
リク:
ちっ…俺は乗せられたってわけか。
ヴィクセン:
そうとも。
おまえが熱くなったおかげで研究に役立つデータが取れた。
礼を言うぞ、リク!
ヴィクセン消える