地下12階 ホロウバスティオン - I
リク:
ここは…マレフィセントの城か!
いつのまに、こんなところに!?
眠っている間に運ばれたんだな。
でも、誰がそんなことを…。
???(ディズ):
それは真実ではない。
ここは君の記憶の世界だ。
リク:
俺の記憶だって!?
???(ディズ):
マレフィセントにさそわれてあの城ですごした君の記憶がカードとなって、ここを作った。
何もかも見おぼえがあるだろう?
リク:
…ああ。
で、俺はどうすればいい。
この城で何かわかるのか?
それとも誰かに出会えるのか?
???(ディズ):
君の記憶にある者たちと出会えるであろうな…本来なら。
リク:
どういう意味だ。
おい!
どういう意味なんだ!
ふん。
今いちばん会いたいのは、声だけで姿を見せない、あんただよ。
いったい、なんだっていうんだ。
はじまりのキーカード入手
地下12階 ホロウバスティオン - II
リク:
たしかに、ここは俺の記憶の世界らしいな。
おぼえているのと同じ部屋だ。
???(ディズ):
ひさしぶりに自分の部屋をおとずれた気分はどうだね。
思い出がよみがえるだろう。
リク:
また、あんたか。
あいにく、いい思い出なんてない。
マレフィセントにもらった部屋だからな。
???(ディズ):
そうだったな。
闇の勢力にさそわれた君はこの部屋でくらしていた。
故郷を捨て、友人を捨て…
すべてを捨てて手に入れたのはちっぽけな部屋ひとつだったな。
リク:
…うるさい。
みちびきのキーカード入手
地下12階 ホロウバスティオン - III
リク:
ここにも、誰もいない…。
さっきから、出くわすのはハートレスだらけだ。
おい!
どうせ見ているんだろう!
どうなってるんだ!
俺の記憶にある相手と会えるんじゃなかったのか!
答えろ!
???(ディズ):
本当に会いたいのか?
リク:
…当たり前だろ。
???(ディズ):
君は彼らを捨てたではないか。
君は外の世界に行こうとして闇の扉をくぐってしまった。
家族も友人も、すべて捨てて故郷を飛び出し、闇の力を求めた。
リク:
でも、俺は闇を捨てたんだ!
???(ディズ):
ならば代わりに何かを手に入れたか?
君は故郷を捨て、闇も捨てた。
捨ててばかりの君の心は――
からっぽなのだ、あの部屋のように。
そう、思い出もからっぽだ。
だから誰にも出会えない。
君の心に残っているのは捨て切れなかった闇だけだ。
リク:
でたらめだ!
闇は捨てたって言ったろ!
???(ディズ):
くくく…本当にそうかな?
真実へのキーカード入手