忘却の城 3階 ホール
ドナルド:
ふう…。
王様、元気かなあ。
ソラ:
いきなりどうした?
ドナルド:
王様のこと、忘れてないか思いだしてみたんだ。
グーフィー:
どうだった?
ドナルド:
うん、ばっちりおぼえてる。
僕とグーフィーの旅の目的は――
グーフィー:
世界を救うために、闇の扉の向こうに残った王様を探すこだよね。
ドナルド:
グーフィーがおぼえてるぐらいだから大丈夫だよね。
ソラ:
んで俺は、王様と一緒にいるはずのリクを探す、っと。
うん、やっぱり大事な思いでは忘れるはずないよな。
ドナルド:
だよね。
忘れたりしないよね…。
次の階へ
ラクシーヌとアクセルが話している場面へ
ラクシーヌ:
アクセルったら、ずいぶんソラが気になるみたいね。
アクセル:
おまえはどうなんだ、ラクシーヌ
ラクシーヌ:
ふふ…どうかな。
あんたが気にしてる理由の方が気になるわね〜。
アクセル:
あいつは一度ハートレスになった。
ハートレス化した人間はどうなる?
ラクシーヌ:
闇に心をうばわれた者は、知能も意思もなくして、闇に支配されてしまうわ。
アクセル:
だが、あいつは違った。
ハートレスになっても自分の意思をなくさなかった。
そんなやつは、あいつの他にたったひとりしかいない。
考え込むラクシーヌ
ラクシーヌ:
心の力…か。
キーブレードに選ばれたあいつの心に興味があるんだ?
アクセル:
あいつの心をかがやかせているのは、いったいなんなんだ?
その心の奥に何が眠っている?
ラクシーヌ:
心の秘密か…。
アクセル:
こいつをつきとめることが俺ら機関の存在意義さ。
再びソラ達の場面に戻る
ドナルド:
友達のことは忘れないけどほかのことは、少しずつ忘れてるのかな?
グーフィー:
うーん…。
今度は何を忘れたんだろう?
考え込む全員
グーフィー:
思いつかないってことはやっぱり、忘れたのかもしれないね。
でも忘れちゃうってことはそんなに大事なことじゃないんだよ、きっと。
ソラ:
そうそう。本当に大事なら消えたりしないよ。
ソラ、何かを取り出す
ソラ:
ほら、これ。
ドナルド:
それって?
ソラ:
カイリにあずかった、お守り。
大切なものだから、かならず返すって約束したんだ。
あの約束は、絶対に忘れない。
だから約束の相手も忘れない。
そう思ってるよ。
考え込むソラ
ソラ:
そうだよな、カイリ…。
そう言うと辺りが真っ暗になる
ソラの目の前にカイリが現れ、その後金髪の少女の姿に変わり、ソラと2人きりなる
ソラ:
えっ!?
少女の姿は消え、辺りも明るくなる
ソラ:
あ…。
考え込むソラと、不思議がるドナルド達
ソラ:
今の…誰だ?
ドナルド:
ぼんやりしちゃって、どうしたの?
ソラ:
あ、ごめん。
なんでもないよ。
グーフィー:
それじゃ、行こうか。
うなずくソラ