ハアロウィンタウン - I
ハロウィンタウン到着
グーフィー:
う〜ん…。
いかにもお化けがでてきそうなブキミな街だねえ。
ドナルド:
心の準備ができるじゃないか。
こんなにブキミだと本当にお化けが出ても、おどろかなくてすむぞ!
グーフィー:
そういうものなの?
ドナルド:
ものなの!
???:
ハロウィンタウンへようこそ!
ソラ達驚く、いきなりジャックが現れる
ドナルド:
うわァ! 出たァ!?
ジャック:
はっはっは、すばらしい!
君のおどろき方は実に素敵だ。
そこまで怖がってくれるとおどかしがいがあるよ。
おっと、自己紹介がまだだったね。
僕はジャック・スケリントン!
ハロウィンタウンのリーダー。
心の底まらゾーっとさせる恐怖の王、それが僕さ!
さそく君たちを、恐怖のフルコースでもてなしたいんだが――
ドナルド:
もてなさなくていいよ!
ジャック:
今この街は少々こまって問題をかかえているんだ。
ソラ:
問題? 何が起きてるんだ?
ジャック:
それはつまり…。
こういうことさ!
いきなりハートレスが地面から現れる
ソラ:
うわっ!?
戦闘開始〜戦闘終了
ドナルド:
ひどいじゃないか!
ハートレスを呼ぶなんて!
ジャック:
僕が呼んだわけじゃない。
ただ彼等が現れるタイミングをはかっただけさ。
僕だってこまってるんだ。
ハートレスは人をこわがらせるのではなくおそうだけだからね。
ソラ:
どうしてハートレスが出てきたんだ?
ジャック:
それはフインケルスタイン博士に説明してもらおう。
さあ、博士の研究所にむかうぞ!
僕についてきて!
そういって去ってゆくジャック
ジミニー:
ソラ、どうする?
ソラ:
ついていくしかないんじゃないか。
ドナルド:
でも、あやしくない?
ハートレスの仲間かもしれないよ。
ジャック:
その通り! よく見破ったね!
再び現れるジャック
ドナルド:
うわァ!?
ジャック:
ははは、じょうだんだよ!
それじゃあ諸君、いこう!
ストック技:テラーを覚える
はじまりのキーカード入手
ハロウィンタウン - II
博士の元へ到着
ジャック:
紹介しよう。
フィンケルスタイン博士だ!
彼は天才だよ。
フィンケルスタイン:
うむ、その通り!
天才すぎるあまり大変なものを発明してしまったんじゃ。
グーフィー:
何を作ったの?
フィンケルスタイン:
ふむ…おまえたちは真の記憶というものについて考えてみたことはあるかね?
驚くソラ
ソラ:
真の記憶!?
フィンケルスタイン:
人の心には、たくさんの記憶や思い出がつまっておる。じゃがそれは真実の姿とは限らん。
どんなに重要な記憶であろうと時間とともに変化して…。
ゆがんだり、忘れたりする。
思い出を失うんじゃな。
ソラ:
じゃあ、ひょっとしたら俺の記憶も…。
フィンケルスタイン:
間違いなく、変化しておる。
みにくくゆがんだか、逆に美化されているかもしれん。
もし真の記憶を取りもどしたらすべてが、まったく違うかたちに見えてくるはずじゃ。
そこでわしは、ワスレナグサから真実の記憶をよみがえらせる薬を作り出したんじゃ。
ソラ:
どうだった?
フィンケルスタイン:
そ、それがじゃな…。
ジャック:
博士が薬のニオイをかいだとたんにハートレスが大発生!
僕は退治に大いそがしさ!
グーフィー:
なあんだ。
じゃあ、失敗作だったんだね。
フィンケルスタイン:
そんなことはない!
わしの研究はカンペキだ!
あの薬を、もう一度調べなおせば原因がはっきりするはずじゃ!
ところが…かんじんの薬がどこにも見当たらん。
ソラ:
誰かが持っていったのか?
フィンケルスタイン:
見当はついとる…サリーじゃ!
ジャックよ、サリーを見つけ出して薬を取り返してくれんか?
ジャック:
いいとも!
ソラ:
なあ、俺も行っていいかな。
ジャック:
なんだい?
ソラ:
うん、真の記憶ってやつにちょっと興味があってさ。
ジャック:
よろしい!
ではサリーをさがしに行こう!
みちびきのキーカード入手
サリーを探して次の部屋へ
ハロウィンタウン - III
サリー登場
ジャック:
やあ、サリー!
ここにいると思ってたよ。
サリー、ソラ達を見て
サリー:
この人たちは?
ジャック:
真の記憶、つまり例の薬に興味があるそうだ。
サリー、君が持っているんだろう?
サリー:
…ええ。
サリー、薬をジャックに渡す
ソラ:
いいのかな、返してもらって。
サリー:
どうしてもって言うならしかたないわ。
でも…心配なの。
博士が薬のニオイをかいだだけでハートレスが出てきたのよ。
飲んだらどんなことになるか…。
ジャック:
スリルたっぷりで楽しみじゃないか!
サリー:
でも、心配で…博士に返す以外に何かいい方法はないかしら?
ソラ:
う〜ん…ジャックはどう思う?
ジャック:
弱ったな…。
???:
だったら、俺がもらってやる!
突然ブギー登場、薬を奪って逃げる
サリー:
あっ! 薬が!?
ジャック:
ブギー! 何をするんだ!
ブギー:
『何をする』だって?
ブギー、薬を上にかざして
ブギー:
おまえらがあつかいにこまっているから親切な俺が、
もらってやるのさ!
博士がニオイをかいだだけでハートレスが出てきたんだろう?
ならば俺がグイッと飲みほしたらどうなるかな。
考えただけでもゾッとするだろう!
ジャック、おまえが巻き起こす生ぬるい恐怖や悪夢ではなく…。
このブギー様が、救いのない苦痛と絶望でハロウィンタウンをぬりつぶしてやるぜ!
去ってゆくブギー
ジャック:
苦痛と絶望だって?
ブギーめ、なんて下品な!
ソラ:
ジャック、追いかけよう!
ブギーを追うソラ達、サリーは残ってソラ達を見送る
忘却の城 5階 ホール - I
ドナルド:
ねえソラ!
さっき言ってた女の子のこと思い出してきた?
ソラ:
うーん…少しずつ、かな。
グーフィー:
その子のこと、僕たちにも教えてよ。
話しているうちに思い出すかもしれないよ。
ソラ:
えーと…。
考え込むソラ
ソラ:
おとなしい子でいつも絵を描いてた。
海で遊ぶよりも、海の絵を描くのが好きって感じかな。
俺たちの絵も描いてくれてさ。
けっこう上手だったな。
どっちの絵を描いてもらうかでリクとケンカしたこともあったっけ。
黙り込むソラ
ソラ:
でも…いつも間にか、いなくなった。
大人たちは事情を知ってたと思う。
ひょっとしたら、俺にもちゃんと説明してくれたのかもしれない。
でも俺、小さかったから事情が理解できなかったんだろうな。
あの子がいなくなって少し泣いたのはおぼえてる。
でも、それっきりさ。
名前も忘れてしまったんだ。
再び黙り込むソラ
ドナルド:
でもさ! 今まですっかり忘れてたのにくらべたらずいぶん思い出したじゃないか。
そのうち名前も思い出すに決ってるよ。
ジミニー:
ふむ…それいんしても奇妙だ!
ここでは記憶を失うだけだと思っていたのに…。
もしかすると、いろいろなことを忘れたために、心の底にうもでた記憶が顔を出したのかな?
グーフィー:
だとしたら、忘れることで見つけるってこと?
ソラ:
あいつらが言ってたな。
『本当に大切な想いほど心の奥にしまいこまでて思い出せなくなる』とか――
『手に入れるかわりに失い失うかわりに手に入れる』とかなんとか。
最初は意味がわからなかったけどこういうことだったのか。
ドナルド:
なんだかソラがうらやましくなってきたよ。
僕たちも、忘れていた大切なこと思い出してみたいなあ。
グーフィー、行こう!
どんどん進めば、僕らの記憶もよみがえるぞ!
次の世界へ