モンストロ - I
ソラ:
なんだかふしぎな場所だな。
足もとはやわらかいし、変なニオイもするし…。
グーフィー:
でも、あったかいよ。
おひるねするのに、ちょうどいいぐらいだと思わない?
???(ピノキオ):
あーあ、のんきだなあ。
驚く3人
ドナルド:
誰だ!
ピノキオ:
ここはね、怪物クジラ・モンストロのおなかの中なんだよ。
ジミニー:
この声は、さては…
ピノキオ! ピノキオだね?
出ておいで!
ピノキオ登場
ピノキオ:
あはは、ばれちゃった。
こんなところでジミニーに会うなんて思わなかったよ。
ジミニー:
私が誰だか忘れたのかい?
私は君の『良心』なんだ。
良心はいつだって、君の行動を見つめている。
いつか、そう教えたはずだよ。
ピノキオ:
うん、おぼえてる。
だから僕、ジミニーのいない間もいい子にしてたよ。
ウソなんて一度もつかなかったんだ。
ピノキオの鼻が伸びてしまう
ピノキオ:
あっ!?
ジミニー:
やれやれ…。
ピノキオ:
それより教えてよ!
みんなはどこから、モンストロに入ったの?
ソラ:
えーっと…俺たち、ちょっと特別なやり方で、ここに来たんだよな…。
グーフィー:
実は僕たちも、うまく説明できないんだよね。
ピノキオ:
そうなんだ…。
お父さんといっしょに外に出られると思ったのに。
驚くジミニー
ジミニー:
なんだって!
ゼペットじいさんもここにいるのかい?
ピノキオ:
うん、奥にいるよ。
こっちだよ!
去ってゆくピノキオ、ソラ達もピノキオの後を追う
モンストロ - II
ゼペットのいる部屋へ
ジミニー:
ゼペットじいさん!
驚くゼペット
ゼペット:
おやおや、ジミニーじゃないか。
いったいまた、どうしてここへ?
ジミニー:
私が聞きたいぐらいですよ!
時計職人のあなたが、なぜクジラのおなかの中に?
ゼペット:
ふむ…話せば長いんじゃが…。
ドナルド:
家出したピノキオを探して海に出たら…。
グーフィー:
モンストロに、まるのみにされちゃったんだね。
ゼペット:
ところが運良く、おなかの中でピノキオに会えたんだよ。
ソラ:
だけど、ここから出る方法はわからないんだろ。
ずっと閉じ込められてるなんてつらいよな…。
ゼペット:
なあに、ピノキオがいてくれるさ。
ピノキオは、わしの大切な子供だからね。
一度離れ離れになった、大切な相手と、また出会う。
こんなにうれしいことはないよ。
ソラ:
うん…わかる。
ゼペット:
もし一生ここから出られなくてもピノキオがいれば、わしは満足だ。
あの子はとてもいい子だからね。
ジミニー:
でも、すぐウソをつくクセは直っていないようですね。
私がついていれば…。
ゼペット:
はっはっは、気にしすぎだよ、ジミニー。
驚くソラ
ソラ:
あれ?
そういえば、ピノキオは?
ドナルド:
さっきまでいたのにね。
どこに行ったんだろう?
ゼペット:
ふむ…また出かけてしまったか。
最近あの子はモンストロの体内のあちこちを探検しているようなんだ。
あぶないからやめろといっても聞いてくれん。
理由をたずねてもだまっていてね。
ジミニー:
やれやれ、困った子だ!
ソラ、すまないが――
ソラ:
わかってるって。
ピノキオのことが心配でたまらないんだろ?
ドナルド、グーフィー。
さがしに行こう!
みちびきのキーカード入手
モンストロ - III
ピノキオ発見
周囲をウロウロしている
ピノキオ:
あっ!?
ソラ達登場
ジミニー:
ピノキオ、ダメじゃないか!
ひとりで出歩いたらゼペットじいさんが心配するぞ。
ドナルド:
それにジミニーもね!
ピノキオ:
ごめんなさい…。
ソラ:
なあ、どうしてこんな場所に?
何か用でもあるのか?
ピノキオ:
えっと…そうそう、宝さがしだよ!
ピノキオの鼻が伸びる
ジミニー:
こら! またウソをついたな!
ピノキオ:
だって…。
グーフィー:
まあまあ、ジミニー。
そんなに怒らないで。
ねえ、ピノキオ。ひょっとして本当のことを話したら怒られるって思ってるのかい?
そんなことないんだよ。
君が思うことを正直に話せばきっと僕等の心に伝わる。
僕らを信じて、話してみてよ。
考え込むピノキオ
ピノキオ:
出口をさがしてたんだ。
お父さんは『出れなくてもいい』って言うけど、僕が家出したせいでモンストロに飲み込まれたんだ。
だから、お父さんを外に出してあげたくて、出口をさがしてて…。
でも、そんなこと話したら、お父さんを心配させると思って言えなくて…。
ジミニー:
そうだったのか…。
それで、ウソを…。
グーフィー:
優しいからウソをついちゃったんだね。
ドナルド:
それなら、次は勇気だ!
驚くピノキオ
ピノキオ:
えっ?
ドナルド:
言いにくいかもしれないけど勇気を出してゼペットじいさんに正直に話してごらんよ。
ピノキオの気持ちが伝わればゼペットじいさんも、ここを出る方法を、いっしょに考えてくれる。
ソラ:
俺たちも協力するしさ。
ピノキオ:
ほんと? ほんとかい?
わかった、話してみる!
いいよね、ジミニー?
ジミニー:
…ふむ。
かくし事はしないと約束できるね?
ピノキオ:
うん!
勇気を出して正直に、だよね。
僕、ウソなんてつかないよ!
ジミニー:
よしよし、今度はピノキオのハナが、のびな――
いきなり全体が激しく揺れだす
ソラ:
なんだ!?
ドナルド:
いやな予感…。
ジミニー:
ピノキオ、早く逃げなさい!
ピノキオが逃げ出すが、突然場面が変わる
ソラ:
ピノキオ、どこだ!
ピノキオ:
助けて!
僕、食べられちゃったよ!
ソラ:
なんだって!?
パラサイトケイジ登場、戦闘開始
終了
ピノキオ:
怖いよ! 助けて!
ソラ:
ピノキオ、勇気だ!
ピノキオ:
ええっ?
ソラ:
勇気を出して思いっきりあばれるんだ!
ピノキオ:
勇気…。
うん、わかった!
元の場所に戻る
ジミニー:
ピノキオ、ケガはないかい?
ピノキオ:
うん、平気だよ。
ちょっとべたべたするけどね。
それより僕、いいこと思いついたんだ。
さっき僕があばれたらあいつは僕をはき出したよね。
ということは、モンストロのおなかの奥で、大あばれすれば…。
ソラ:
そうか!
苦しくなって、はき出すかも!
ドナルド:
よーし!
モンストロの奥へ行ってみよう!
ピノキオ:
じゃあ、僕も!
ジミニー:
いや、それはダメだ。
ピノキオ:
どうして?
ジミニー:
ゼペットじいさんといっしょにいなさい。
うまくモンストロから出れてもまた離れ離れになったらこまるじゃないか。
ソラ:
俺たちにまかせとけって。
ピノキオ:
うん…わかった。
みんな、気をつけてね。
真実へのキーカード入手
モンストロ - IV
モンストロの深層へ到着
グーフィー:
ここが、いちばん奥みたいだね。
ソラ:
ふたりとも準備いいか?
思いっきりあばれるぞ!
ドナルド:
でも、誰を相手に?
僕たち、ひとりであばれるの?
ソラ:
大丈夫さ。
ほら、しつこいやつが近づいてくる!
ハートレスの大群登場
全て撃退
ドナルド:
そーれ、モンストロ!
僕たちを、はき出すんだ!
何も起こらない
グーフィー:
ダメみたいだね。
ソラ:
なんでだろう?
ジミニー:
あばれ方がたちないようだね。
ハートレスを次から次へとすばやく、やっつけなければ!
グーフィー:
もう一回ためしてみる?
一度部屋を出て再挑戦する
ソラ:
ふたりとも準備はいいか?
今度こそ、うまくやるぞ!
戦闘終了
ダンボ入手
ソラ:
ふう…。
いきなり全体が揺れだす
グーフィー:
うわっ!?
ジミニー:
モンストロが、くしゃみしたがってる!
ソラ、うまくいきそうだ!
吹っ飛ばされ倒れこむソラ達
ソラ:
いてて…。
すごいいきおいでふっとばされたなあ…。
グーフィー:
ピノキオとゼペットじいさんは?
ジミニー:
どこにもいないね。
でも、無事に脱出できたようだ。
ソラ:
ピノキオの『良心』なのに置いてかれちゃったな。
ジミニー。
ジミニー:
なあに、ふたりが無事ならそれでいいんだよ。
でも…本当に置いていかれたのかもしれないね。
ソラ:
どういうこと?
ジミニー:
私がおぼえていたピノキオは正しいことと間違ったことの区別もつかない子供だった。
なのに、いつのまにか私の想像以上に成長していたよ。
もう、私がいなくても大丈夫さ。
私が、うるさく口出ししたらかえって、彼は本当のよい子になるのを邪魔するかもしれない。
ソラ:
なに言ってるんだよ。
ゼペットじいさんが言っていた。
大切な人に再会するほどうれしいことはないって。
ピノキオも、またジミニーに会うのを、楽しみにしてるさ。
ジミニー:
ああ…そうだね。
そう信じよう。