忘却の城 6階 ホール - I
ラクシーヌが待ち構えているのを見て、驚くソラ達
ドナルド:
さては…アクセルの仲間だな!
ラクシーヌ:
そういうこと。
ラクシーヌよ。
ソラ達のほうへ歩み寄るラクシーヌ
ラクシーヌ:
どう?
忘却の城、楽しんでる?
ムダな記憶をはぎとられて心の奥底に眠る真の記憶がめざめるって、悪くないでしょ。
ソラ:
真の記憶…。
ラクシーヌ:
でも、いちばん大事なことをまだ思い出してないのよね。
後ろを向くラクシーヌ
ラクシーヌ:
ソラが自分の名前を忘れてるって知ったら、あの子きっと悲しむわ。
驚くソラ
ソラ:
あの子?
知ってるのか、ラクシーヌ!?
黙り込むラクシーヌ
ソラ:
ここに…いる?
ラクシーヌ:
あ・た・り。
私たち悪者が、あの子を城の奥にとらえてるってわけ。
あんたは勇者なんだから、がんばって助けてあげなきゃ。
でも――
いきなり突進してくるラクシーヌ
胸からお守りが落ち、ソラは倒れこむ
ラクシーヌ:
私、悪者だから邪魔しちゃうけどね!
ソラ:
ううっ!?
グーフィー:
ソラ!?
ソラ:
これは…?
ラクシーヌ:
あらら〜?
ずっと自分が身につけていたものまで忘れちゃってたの?
いいえ、忘れてるはずないわ。
ソレの記憶は、あんたの心にきざみるけられてるはずよ。
倒れたまま考え込むソラ
ラクシーヌ:
ほら、思い出してごらんよ。
ソレってな〜に?
誰があんたに渡したの?
ソラ:
…な。
ナ…ミ…。
ラクシーヌ:
ほらほら!
あんたの心を、記憶をさっさと解放するのよ!
ソラ:
ナミ…。
ナミネ…。
ラクシーヌ:
やっと思い出した?
そうよ、ナミネよ。
その安っぽいお守りはあの子があんたにあげたもの。
だけど、あんたは忘れてた。
一度消えてお守りの前に再度現れるラクシーヌ
ラクシーヌ:
それどころか、ナミネの名前さえおもえてなかったなんて…。
ひどいわソラ! 薄情すぎるわ!
罰として、思い出もお守りぶっこわしちゃおうかな!
手を振り上げるラクシーヌ
ソラ:
さわるな!
いきなり起き上がってラクシーヌに飛び掛るソラ
ソラ:
そいつはナミネがくれたんだ!
俺の大事な思い出だ!
ラクシーヌ:
大事な思い出?
コロっと忘れてたくせにえらそうなこと言うなっ!
戦闘開始
終了
ラクシーヌ:
ふん! 意外とやるじゃない。
さすがは勇者ね、薄情者だけど!
ソラ:
うるさいっ!
ラクシーヌ:
本当のこと言われて怒ったの?
あんた、ほんとにお子様ね!
じゃあ、お子様にプレゼント!
カードを投げつけるラクシーヌ
ラクシーヌ:
あんたの記憶から作ったカードよ。
ありがたく受け取りなさい。
じゃあね!
消えるラクシーヌ
ソラ:
待てっ! ラクシーヌ!
どこだ!
どこにかくれてる!
出てこいっ!
ジミニー:
やめるんだ、ソラ!
あいつはもういないよ!
グーフィー:
ソラ…。
ソラ:
…くやしいんだ。
あんなやつのせいで思い出すなんてさ。
ナミネの名前を…。
ワールドカード入手
忘却の城6階 ホール - II
ラクシーヌ:
ふう…負けたふりもつかれちゃうわね。
アクセル:
そうかな。
わりとヤバかったように見えたけどな。
驚くラクシーヌ
ラクシーヌ:
な、なに言ってるのよ!
あんたの目って、フシ穴なんじゃ――
???(ヴィクセン):
アクセルの言う通りだ。
ぶざまだな、ラクシーヌ。
驚くラクシーヌ
ヴィクセンが歩み寄ってくる
ラクシーヌ:
…ヴィクセン!
ヴィクセン:
あの程度の存在に追いつめられるとは情けない。
機関の面汚しめ。
ラクシーヌ:
くっ…。
アクセル:
なんの用だ、ヴィクセン。
あんたの持ち場は地面の下だろ。
ヴィクセン:
手助けに来てやったのだ。
おまえたりが高く買っているあの勇者とやら…私には大して役に立つとは思えん。
本当に価値があるのか…実験が必要だ。
ラクシーヌ:
ふん、あんたらしいわね。
よーするに、実験しないと気がすまないってわけでしょ。
ヴィクセン:
科学者としての本能だよ。
アクセル:
別にかまわねえけどよ。
あんた、ソラを試すついでに自分のしもべも試す気だろ。
ヴィクセン:
しもべではないぞ。
研究成果と言ってもらおう。
ラクシーヌ:
オモチャの間違いでしょ。
ヴィクセン:
ふん。
理解できぬ者がほざくな。
考え込むアクセル
アクセル:
まあいい。
せっかく来ていただいたんだ。
あんたにも楽しんでもらおう。
カードをヴィクセンに向かって投げるアクセル
アクセル:
センパイへのプレゼントだ。
そいつを使えばもっと楽しい見世物になる。
ヴィクセン:
気がきくではないか。
では…利用させてもらおう。
振り返るヴィクセン、背後から「誰か」が現れる
忘却の城6階 ホール - III
ドナルド:
ソラ〜! 待ってよ〜!
ソラ:
急いでくれ!
ナミネはあいつらにつかまってる!
早く助けなきゃ!
一人で先へ進むソラ
グーフィーとドナルドが後から追いかける
グーフィー:
ふう…ソラったら、ずいぶんあせってるね。
ドナルド:
しかたないよ。
ずっと忘れてた幼なじみのことやっと思い出して――
しかもその子が、この城につかまってるってわかったんだ。
グーフィー:
そうだね。僕たちだって王様が悪者につかまってるって聞いたら、あせっちゃうよね。