100エーカーの森 - I
ソラ:
どうしたんだ?
プー:
友達をさがしてるんだよ。
ソラ:
このあたりにいるのか?
近くには誰もいないと思うけどな。
プー:
でも『誰もいない』をさがしてるの。
ソラ:
『誰もいない』をさがす?
それって…。
プー:
うん。ずっとさがしてるけどダメなんだ。
ふう、おなかが空いてきちゃったよ。
ハチミツ、食べたいなあ…。
でも、友達に会いたいし…。
ソラ:
なあ、俺と一緒にさがさないか?
プー:
『誰もいない』をさがすの?
ソラ:
違うよ、友達だよ。
この先にいるかもしれないだろ。
一緒に行こう。
プー:
どうして手伝ってくれるの?
ソラ:
会いたい友達がいるのは俺も同じだからさ。
プー:
あれ?
プーの友達に会いたいの?
プーは僕で、君はプーじゃないのに。
ソラ:
君はプーで、俺はソラ。
会いたい友達は違うよ。
でも『友達に会いたい』って気持ちは同じだろ。
だから一緒に行ってみようよ。
プー:
うん。
そうだね、ソラ。
ピグレットに話しかける
ピグレット:
うわ!?
どど、どうしよう。
あの、僕なんでもないんです。
気にしないで!
ソラ:
プーの友達じゃないのか?
ピグレット:
ちちち違います!
あ、いえ、違うっていうのは『友達じゃない』のが違うって意味で、僕は――
プー:
やあ、ピグレット。
こんにちは。
ピグレット:
あっ!? プー!
よかった…やっと友達に会えた。
みんなとはぐれて、心細くて。
どうしたらいいのか、こまってたんだ。
ソラ:
だから出たり入ったりしてたのか。
プー:
ねえ、ピグレットも一緒に友達をさがそうよ。
ピグレット:
えっ?
どうしようかなあ…。
うーん…どうしよう…。
ソラ:
だってさ。
行こう、プー。
立ち去ろうとするプーとソラ
ピグレット:
あっ! 待って!
プー:
もう決まったの?
ピグレット:
ううん、まだなんだけどね。
しげみの中で、変なものをみつけたんだ。
どうしればいいのかわからないからこれ、あげるよ。
ストック技 コンシュ入手
オウルに会う
オウル:
ホーウ!
ケガはないかね、プー?
プー:
楽しかったよ、オウル。
もっと飛んでいたかったな。
ソラ:
空の上からなら、プーの友達もさがしやすかったかもな。
オウル:
ホウホウ! そうかもしれんな。
でも、友達をみつけた後にこまることになるぞ。
風船に乗って友達をみつけても友達のところへ、どうやって行くんじゃ?
風船は風まかせじゃ。
どこへ向かうか、自分では決められん。
友達の姿は見えても風のせいでなかなか近づけなかったらくやしいじゃろう。
友達の姿が見えないよりも見えているのに近づけない方がかえってさびしいと思わんかね。
ソラ:
…かもな。
オウル:
会いたい相手は、自分の足でさがすのがいちばんじゃ。
思いもよらなかった場所で友達に出くわしてビックリするのも、楽しいものじゃよ。
プー:
ないと思っていた場所でハチミツをみつけると、とってもうれしいのと一緒かな?
オウル:
ホウ! いいたとえじゃな。
歩いてさがしてみることじゃよ。
プー:
うん、そうするよ。
ハチミツ、いっぱいみつかるといいなあ。
ソラ:
大丈夫、俺も手伝ってプーの友達を見つけるよ。
オウル:
よろしくたのむぞ。
ホウそうじゃ、これをあげよう。
エグザミネイション入手
100エーカーの森 - II
プー:
やあ、ルー。
どうして穴の中にいたの?
ルー:
ティガーをさがしてたら落ちちゃったんだ。
プー:
ルーなら、ジャンプすればすぐ出られたんじゃない?
ルー:
うん、そうだよ。
でも僕、ティガーが来るのを待ってたんだ。
ティガーが穴に落ちたらそこに僕がいるんだ。
ティガーはびっくりさ!
おもしろいでしょ?
ソラ:
だけど、落ちるとはかぎらないよな。
プー:
ティガーならジャンプでアナを飛びこえると思うよ。
ルー:
ほんとは待ちくたびれてすこしさびしくなってたんだ。
ソラ:
ルーの方から、さがしに行くしかないんじゃないか。
ルー:
そうだね、そうする!
去ってゆくルー、するともう一度戻ってくる
ルー:
穴の中でひろったんだ。
これ、あげるよ。
エリクサー入手
プーがミツバチに追われて木にぶつかると、その衝撃でイーヨーの尻尾が落ちる
プー:
あいたたた…。
イーヨー:
助かったよ、プー。
プー:
あれ? どうしてイーヨーがお礼を言うの?
イーヨー:
君が木にぶつかってくれたおかげで、シッポがもどってきたんだもの。
プー:
僕はミツバチに追いかけられただけだよ。
ソラについていったらこうなったんだ。
イーヨー:
そうなんだ。
だったらありがとう、ソラ。
ソラ:
俺も、あっちの木にハチミツがあるかなって思っただけで、シッポのことは、たまたま…。
イーヨー:
たまたまだったんだ…。
そうだよね、わざわざ僕を助けにきてくれるわけがないよね。
でも、うれしいよ。
ありがとう、プーとソラ。
プー:
どういたしまして。
イーヨー:
これ、僕からのお礼だよ。
ソラ:
たまたまなのに、お礼なんかもらっていいのかな。
イーヨー:
それ、シッポと一緒にたまたま落ちてきたんだ。
たまたまのお礼にぴったりだよ。
ストック技 バインド入手
プーに切り株をティガーと同じように跳ばせると、ティガーがやってくる
ティガー:
なんだなんだ?
このティガー様のマネをしてとびはねたのか。
プー:
僕のジャンプ、見ててくれた?
ソラが教えてくれたんだよ。
ティガー:
ああ、すごいじゃないか!
でもプーもソラも、ジャンプの本当の楽しさをわかってない!
ソラ:
本当の楽しさ?
ティガー:
そうとも、いくら俺様のジャンプがカッコよくてもマネなんかしちゃいけない。
自分が思いついたまま気まぐれにとびはねるのがいちばんなんだ。
俺様は俺様、おまえはおまえ。
こうでなくっちゃ!
ソラ:
プーがティガーのマネをしたら俺たちに気づいてくれると思ったんだよ。
ティガー:
なんだって、そうだったのか!
俺様のジャンプを見たいならそう言ってくれよ。
それっ!
切り株の上をジャンプして飛び跳ねるティガー
ティガー:
ほら、どうだい!
ソラ:
はは…かなわないなあ。
ティガー:
俺様をマネしてるうちはダメさ。
自分のやり方でやらないと俺様みたいにはなれないよっ!
ホホホーイ!
去ってゆくティガー、プーがティガーが行った後で何かに気がつく
プー:
あれ? 何か落としていったよ?
ストック技 パラダイススタンプ入手
キャベツが沢山転がってくるので、キーブレードで叩く
ソラ:
あぶないなあ。
プー、大丈夫?
プー:
うん、なんとかね。
ソラ:
なんだって、キャベツなんか転がってきたんだ?
ラビット:
おーい!
ラビット登場
プー:
やあ、ラビット。
どうしたの?
ラビット:
おまえさんたち、わしのキャベツを見なかったかね?
ソラ:
キャベツって、あれかい?
ラビット:
おお、これだこれだ!
おまえさんたちがかたづけてくれたんだね。
手で運ぶのがめんどうでためしに転がしてみたらとんでもないことになってな。
プー:
いきなり転がってきたからびっくりしたよ。
ソラ:
ちょっとあぶなかったぞ。
ラビット:
すまんすまん、本当は荷車で運ぶつもりだったんだが誰かが荷車をこわしたんだ!
まったく、けしからん!
誰がこわしたんだろう!
プー:
それはねえ、ソ――
ソラ:
わーっ!?
プ、プー! 早く行こう!
急いだほうがいいだろ!?
プー:
うん、そうだね。
じゃあね、ラビット。
ラビット:
おっと、わしのキャベツをかたづけてくれた、お礼をしないとな。
助かったよ、ソラ。
すまないねえ。
ソラ:
はは…すまないのは俺の方だったりして…。
ラビット:
どういう意味かね?
ソラ:
な、なんでもない!
ストック技 シンクロ入手
その先に更に進む
ソラ:
ここで行き止まりか。
なあ、プー。
俺、友達をさがす役に立ったかい?
プー:
うん、どうもありがとう。
お礼に、これあげるよ。
ふう。
僕、たくさん歩いてくたびれちゃった。
ハチミツ、食べたいなあ…。
ソラ:
じゃあ俺、そろそろ行くよ。
プー:
どこへ?
ソラ:
…俺の友達に会いに、さ。
プー:
だったら今度はプーがソラの友達をさがすのをお手伝いしなくちゃね。
ソラ:
いいよ、プー。
君はここにいた方がいい。
プー:
…プーとソラは、お別れなの?
ソラ:
そんなことないよ。
俺、プーがここにいるってことを――
忘れちゃうかもしれないのか…。
プー:
大丈夫だよ、ソラ。
僕にまかせて。
ソラがプーを忘れてもプーはソラを忘れない。
そうすれば大丈夫だよ。
ソラ:
…ありがとな、プー。
バンビ入手